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学校長メッセージ

 ~地域で愛される学校をめざして、社会に踏み出すための力を育みます~


 石川支援学校は、小学部・中学部・高等部を設置しており、知的に障がいのある児童生徒のための教育を行う学校です。

 今年度も、「自ら考え進んで学ぶ子」「みんなと仲良くがんばる子」「社会に踏み出す元気な子」を教育目標に掲げました。児童生徒が将来にわたり、自立し社会参加ができるよう、教職員が一丸となっ て学校教育を推進してまいります。

 令和6年度「学校経営・運営ビジョン」に示した、学校教育目標を具現化するための柱は

「学びの変革の推進」「人権を尊重した心豊かな教育」「地域との連携による人材育成」です。(詳細は、「令和6年度 学校経営・運営ビジョン」を参照ください。)

 児童生徒が、社会に踏み出すための力をしっかりと身に付けていけるよう、この3つの柱を基に、きめ細かな指導に努めてまいります。地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


【学校作りにあたって】

今年度、本校は小学部31名、中学部28名、高等部80名 計139名の児童生徒が在籍し、輝く笑顔でスタートいたしました。

本校では、未来を創る子供たちを育てるために、教職員の力(チームの総合力)を最大に生かしながら、生き生きと教育実践をしてきたいと考えます。

そのために、下記の4点を掲げて、学校経営をいたします。(令和6年度 学校経営・運営ビジョンに沿って)

①児童生徒の「社会に踏み出すための力」を育む教育を推進する学校

・「個別最適な学び」「協働的な学び」「探究的な学び」を充実させ、児童生徒個々の教育的ニーズに応じた連続性のある学びを引き出す授業づくりを目指します。

・児童生徒の学びの質の向上、コミュニケーション力の向上を目指したICT(情報活用能力)を積極的に活用します。

②児童生徒の人権を守り、安全で安心できる教育環境を整え、地域社会や保護者から信頼される学校

・児童生徒一人一人の人権と命を守る教育(性に関する指導、いじめ防止、SNS等の被害防止、防災教育、地域の安全教育等々)の充実を図ります。

  ・児童生徒が、将来に生かすことができるよう、道徳的判断を醸成します。(多様性の尊重)

  ・教職員一人一人が、教育公務員としての自覚と責任をもち成長しつづける組織を形成します。

③児童生徒の未来のために、教職員が常に学び続け、個々の能力を発揮することができる「学校の在り方の変革」に取り組む学校

  ・教師それぞれの、専門性の向上を図ります。(「学びの変革」の推進)

・教職員の働き方を改善し、心身ともに健康で児童生徒に質の高い教育を提供します。(「学校の在り方の変革」の推進)

④共生社会に向けて、学校や地域社会が連携しWell-being(一人一人の多様な幸せと社会全体の幸せ)を実現する学校

・地域の学校や関係機関との連携を強化し、相談・支援体制の構築と特別支援教育や本校の教育活動の情報発信に努めます。(切れ目のない支援体制)

  ・児童生徒の自立と社会参加を目指し、一人一人の進路の実現を目指します。

  ・本校の「学びの変革」「学校の在り方の変革」を推進し、透明性のある学校教育を広く発信します。

教職員一同「すべては、子供たちの未来のために」を合言葉に、日々の実践、 学校作りを推進してまいり ます。よろしくお願いいたします。 


校長 田中 久美子